2007年01月18日

自分の所有者

 日本に所有者の無い土地ってあるのだろうか?
 落し物はともかく所有者の無いお金はどうだろう?
 争議中で所有者が確定していないってのはあるかもしれない。
 一般的に価値があるものは誰もが所有したいものなのかもしれません。

 ところで自分の体の所有者は誰なのでしょうか?
 人によっては神様だとか言う方もおられそうですが、一般的には自分の体は自分の所有と考える方が多いのではないでしょうか。

  でも私はそうじゃないと思っています。
 それは自分の体が、俗に言う自分という感覚を所有していると思うからです。
 自分というと、生命とか心とか意識とか思われる方が多数だと思うのですが、生命とか心とか意識は実体の無いものですし、否、そんなものは実際には存在しないただの感覚だと私は思います。
 存在するのはこの肉体であり、この肉体こそが自分でしかありません。
 この肉体も部分的に言えば大脳あたりが、生命とか心とか意識とか言われる自分という感覚を持たせる機能を持った器官なのでしょう。

 肉体無しに生命とか心とか意識といった感覚は持ちえません。
 こんなことを書くと輪廻転生の否定的意見と思われるかもしれませんが、輪廻転生の何が転生するのかは宗教宗派により意見の分かれるところですし、それは霊だとか魂だとか元々存在するかしない分からない、また感覚のないものの輪廻転生があるかどうかなど私には分かりませんので私は否定も肯定もしません。

 ただ自分という感覚は、肉体の大脳部分の機能によりもたらされているということは、他に比類なき有力な仮説であると私は思います。

 この有力な仮説で冒頭の話に戻しますと、私達(といってもこの仮説では私達の肉体となりますが)が価値が高く所有したいものの最有力として、私達の意識(生命・心)があると思います。
 続いてお金とか土地とか生きていく上で満足・快適・快感を得るために必要なモノがくるように思います。

 私達の意識は、私達の肉体が所有していると言っても過言ではないのかもしれませんが、肉体にとって有害なタバコを吸ったり、暴飲暴食をしたり、不摂生な生活をしたりと、決して人間の意識・感情などは肉体のためにならないことでもやってしまったりしてしまいます。

 人間というのは完成度の低い生物なのかもしれませんね。

 自分という意識の所有者である自分の肉体を、軽んずるようなことはなるべく避けたいと思います。

 それでなくとも肉体は時と共に老化していくのですから・・・

 参考リンク
 『意識とは何か
 『意識と無意識の間〜脳型計算機への挑戦〜
posted by わめ at 03:21| Comment(0) | TrackBack(0) | essay | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/31608784
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。