2006年08月29日

橋の下で拾われた?

 子供(幼児)の頃、悪いことをしたり言うことを聞かないと、母親から「橋の下で拾った子供だから、また置いてくるよ」なんて言われたことってありませんか?
 それとか縁側に出されて鍵閉められるとか、私はこんな懐かしい経験があります。^^
 最近じゃこんなことはないのかな?
 でも「悪いことをしたり、言うことを聞かない」と、好きなTVを見せてもらえなかったり、おやつが貰えなかったりといったペナルティを受けたりした経験は皆さんあるんじゃないでしょうか。
 「・・・でしょ?」、「・・・しょうね!」、「わかった? ちゃんと聞いてる? 返事は? はいでしょ!」等々、最近私がよく遭遇する母親の子供に対する躾・説教・説得です。
 日本じゃこんなの今でも当たり前なのかもしれませんが、これってすごく悪い子供の躾・教育であるように私は思います。

  

 子供は善悪の区別がつかなかったりもしますが、これって親の善悪基準を子供に押し付けているだけのように思います。
 子供に善悪の判断のための情報提供は大いに必要だとは思いますが、善悪の判断は親がすべきではないと思っています。
 子供から答えを聞いて、それが間違っていると思ったら、まだ善悪の判断のための情報が足りないか、子供の言い分がもしかしたら正しい場合もあるでしょう。
 また正しいと思う答えを子供が出したとしても、同様の状況や違った状況の情報を与えて、その場合にも正しい答えが出せるか確かめてみるべきだと思います。
 ここで肝心なことは、子供がたとえ間違った答えを出したとしても、表情や声質で子供を威嚇したりしないこと、また正しいと思える答えが出せたなら「私もそう思う」と同調することや、誉めることを忘れないことだと思います。

 私は、他者に対する迷惑行為のその場的制止はともかく、子供が善悪の判断が正しくできるかどうかの前に、子供に一人の人間として、自信を持たせることや、自立心や自尊心を持たせてあげることが先決であると思っています。
 また、こういった教育が苦手なのも日本人の目立つ特徴のようにも思います。

 自信や自尊心の弱い子供は、周囲の眼ばかり気にし、一見すれば大人しく素直ないい子のように思われたりもするかもしれませんが、それは本来の自分の心を閉ざしてしまっているからではないでしょうか。
 それが大人になってもそうであるなら、あるいは、大人になってわがまま勝手好き放題になる場合も、とてもかわいそうに思います。

 別に私は、自分の今は亡き母親に対して、あなたの子供に対する教育が特別悪かったと責めているのではありませんが、自信や自立・自尊心を育まない躾や教育は決してよい結果を生まないと思います。

 大人になりきれない大人たち、右へ習えの大人たち、自分に自信が持てず自分の頭で考えないで結論を出す大人たち、より正しい結論を出すための思考方法さえ身についていない大人たち、誰かの見解を鵜呑みにした答えしか持ってない依存心の強い大人たち、自己防衛本能ばかり発達した大人たち・・・
 こういった大人になってしまった要因の一つに、親の子供に対する、自信や自立・自尊心を育まない躾や教育の在り方があると思います。

 過日、Poh師匠よりお電話を頂いたときに、潜在意識への刷り込み効果(サブリミナル効果)というのか、意識はされなくとも「お前はダメな奴・・・」というような声がいつも耳の奥で囁かれて自己暗示に掛かってしまっているような子供、そんな子供が大人になっていくといったような話を聞きました。

 父性の欠如については、私も以前の記事で書いておりますが、父性なき時代に育った私達が、今度は自分の子供達に何を教えていくべきか、今一度考えてみるべきではないでしょうか。
posted by わめ at 03:04| Comment(17) | TrackBack(0) | essay | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ひさしぶりに、また、荒らしたろ〜。

こういうことになると、わめさんの言う事全く納得できへんねん。
子供が善悪の区別がつかへんときは、
親の基準をむりやり押し付けたらええねんで!と思いますな。
一人の人間として扱うのは、強制的にでも基礎を学習させてからや。
基礎の上に立つ自立心や自尊心は尊重せなあなん。
なんもないとこからの自立心や自尊心なんて粉砕せなあかんねん。

ま、確かに、今の親には確固たる基準ってなものがないんかもやけど。
自分自身も、親としてどうかは、自信ありませんが、
自分が子供のころに言われたことを、そのまま自分の子供に伝えても
それはそれで、ええんとちゃうん。とも思いますな。

生活の知恵なんてのはそうでしょ。
なんで?って考えないで、そう言われてるからそうなん!って。
すでに証明されてることやから、今さら、証明せんでもええねん。

自分の親は何を言いたかったんや?なんて考えたら、
ああ、そうか、そういうことやったんや!ってな発見もあるし。

ま、理想としては親も子も確固たる自己を確立して、
言うべきことを言うんがそらええんでしょうな。
Posted by 三九郎 at 2006年08月29日 17:03
子供ってちゃんと説明すれば脅さなくても分かるけどね。

脅して物事を教えるのは、単に言ってる本人も良いことか悪いことかをちゃんと理解してないちゅうこっちゃね。

僕の理想は「親自体もちゃんとした善悪の判断がない」ってことを自覚して子育てをしてほしいものです。
Posted by ナマズ at 2006年08月29日 17:35
教育、躾ということになると難しいですね。
私も自分が親になるまでは理想というものがあったけど、実際に自分が親になってみると、そうそう上手くはいかないですね(x_x)

世間ではいろいろな教育法が謳われているけど、これが”正しい”という教育法はあってないようなもんかなと思っています。
それぞれの親が子どもと向き合う中で、試行錯誤して築き上げていくものかなと思います。

うちの子どもは6歳と3歳ですけど、なかなか道理を話してもわかってもらえない時があって、例えば『ジュースよりも牛乳を飲みなさい』というのも、いくら牛乳の方が栄養があると言っても『ジュース〜ジュース〜』とうるさくて、やはり家にジュースがあると牛乳を飲んでもらえないので、親の私たちもジュースは我慢してただの炭酸水を飲んで、この熱い夏を乗り切りました(大袈裟!?)

おじいちゃんおばあちゃんは甘いので、すぐにジュースを買ってくれちゃいますが、親の私たちはどこ行くのもお茶持参、家では牛乳のみ、それを徹底し、今では『牛乳おいしい〜牛乳の方が背も伸びるしなぁ〜頑張って飲むねん』と子どもたちも納得して飲んでくれるようになりました♪
最初は強制的に親の方の意見を押し付けたわけですが、親が一貫した態度で何度もちゃんと説明してあげれば、子どももいずれ納得してくれるわけです。

保育所の先生も言ってましたが、親と子どもの信頼関係があれば、時としては突き放すのも躾の方法の1つだと言ってました。
その代わり、フォローも大切なのですが。

あと教育心理学で習ったんですが、A→ピグマリオン効果とB→ゴーレム効果というのがあるそうですね。

Aは子どもに何らかの期待を抱いて接すると、子どももその期待に沿う方向に変化することだそうです。
Bはその逆で、否定的な期待を抱き接すると、子どももそのように変化するということだそうです。

TVを観ていても、いろいろな分野で活躍している人って、やっぱり親からのピグマリオン効果を受けて育ってるよなぁ〜って思うんですよね。
それも過剰なプレッシャーを与えての効果ではなくて、ちゃんと愛情をかけてということだと思いますけど。

学会もこういうピグマリオン効果を上手く使ってる時があるよなぁ〜って思います。
私は学会からはピグマリオン効果を、親からはゴーレム効果を受け取って育ったようなもんです(;^_^A
これって結構しんどかったですね。
拮抗作用があるんですかね?(-_-;)

今は両方の効果を、自分なりに修正しながら何とか?やってますわヽ(^o^;)ノ
Posted by ナウシカ at 2006年08月29日 18:15
ナマズさん、極端やし、脅して教えんでもええねん。
(強制に脅しはっふくまれるんか?)

ナウシカさん、子育てってやりなおしきかへんもんね。
息子に、牛乳無理矢理飲ましとったらよかったわ。
おじいちゃんがでかいから、隔世遺伝で大きくなるって
無条件で信じてた。いとこでかいもんな。
いま、僕と同じくらいでストップしてもてるわ。
服や靴は、共有できてええんやけどね。

いまさら牛乳飲ましてもあかんやろな。
Posted by 三九郎 at 2006年08月29日 18:41
 三ちゃん、ナマズさん、ナウシカさん、こんばんは。^^

 三ちゃんは、日本の昔っからの親のイメージって感じだね。(^^;

 それに理想は分かってても、そうもいかないって言うのもありますよね。

 父親側の私としては、ナマズさんのご意見に大賛成ですが、子供と接する時間はなんと言っても母親が圧倒的に多いと思いますし、理想どおりの躾・教育というのを徹底するというのは難しいでしょうね。

 自分の子供であることを忘れる親は少ないと思いますが、子供は人格を持った一人の人間であることも忘れないようにしたいですね。
Posted by わめ at 2006年08月29日 19:07
わめさん、こんばんは。

>父性の欠如については、私も以前の記事で書いておりますが、父性なき時代に育った私達が、今度は自分の子供達に何を教えていくべきか、今一度考えてみるべきではないでしょうか。

私の父(非学会員)は昭和一桁の古風な人で言葉の前に拳骨が飛んで来ました。
(子供の頃の私は今の言葉で言ったら合理的な父親にあこがれていたのですが...)
その父曰く「いじめはいじめられる方が悪い、強くなれ」、「不良は甘ったれのやることだ」。(???)
それに正直を追求して反することには叱られました。
父親の存在は超えたいけど超えられない存在という感じでした。
(私が二十歳を過ぎたらある程度認めてくれて話ができるようになりましたが...)

ちなみに父は折伏大行進の時代に折伏を受けたのですが知力・体力の限りを尽くして突っぱねていました。
少しガラの悪く頑固な父ですが曲がったことが嫌いです。
そういう父を私はどんな偉人よりも尊敬してます。
(父にそうのように厳しくされなかったら私はとっくにのたれ死んでいたでしょう)

現代では拳骨は要らないですが、雷親父や頑固親父の復活があってもよさそうです。
(逆説的主張ですが...)
Posted by Leo at 2006年08月30日 00:49
 Leoさん、こんばんは。^^

 逆説的、大いに結構。
 うちの親父も、私が中学でタバコ吸ってるのを見つかって父親と校長室に呼ばれた時に、「隠れて吸って火事でも起こされたら困るし、うちでは公認してる」と、校長・教頭・担任のいる前で堂々と言ってくれた時には、親父カッコいいなって思いました。

 まぁうちの父は、こういったこと以外ではあまり尊敬できる父ではありませんでしたが、自分のやりたいことはやるとのわがままさは、いいか悪いかは別にして、私にもしっかり受け継がれたようです。汗

 父のこのわがままさは、子供にもまるで無関心ということにも表れて、遊んでもらった記憶など何一つないですけど、父親ってこんなもんだと何気に納得していたし今もそうです。

 このタバコの一件ですが、小学四年で同級生にチクられ、学校から厳重注意を受けた両親ですが、親父は「中学になるまで吸うな!」と厳しく言い聞かせたのですが、私が中学に入ってから間もなく、当時は珍しかった同僚からもらったらしき外国タバコを、何も言わずポイっと私に投げてくれたことは今も記憶に残っています。

 現在、姉からはクソミソに言われている親父ですが、そんな親父の愚癡をたまに聞いてあげるのもまんざら悪い気のしない私です。
Posted by わめ at 2006年08月30日 03:36
>いまさら牛乳飲ましてもあかんやろな。

日本人は体質的に分解酵素がすくないから、牛乳はあわへんでー。

カルシウムが多いってのも、医学的な根拠もあんまりないし。

>理想どおりの躾・教育というのを徹底するというのは難しいでしょうね。

僕の場合は、子供と接するときはあんまり僕の影響を受けないでねって気持ちで接してます。(悪人なので)

>自分の子供であることを忘れる親は少ないと思いますが、子供は人格を持った一人の人間であることも忘れないようにしたいですね。

これが重要ですね。



Posted by ナマズ at 2006年08月30日 06:10
あ〜書きたい。
LEOさま、はじめまして。頑固親父復権賛成!
ん?でも逆説ってことは・・・?
Posted by 犬のメメ at 2006年08月30日 09:10
今の牛乳って、昔の牛乳と違って何かホルモン?が入ってるんですって!
それで背が伸びたり、オッパイが大きくなったりは、今の牛乳の方がスゴイのだとか?
これも本当の話かどうかわからないけど〜
Posted by ナウシカ at 2006年08月30日 09:25
え〜〜、僕も背、伸びるかな?
Posted by 三九郎 at 2006年08月30日 10:30
>今の牛乳って、昔の牛乳と違って何かホルモン?が入ってるんですって!

女性ホルモンじゃなかったかな???

>それで背が伸びたり、オッパイが大きくなったりは、今の牛乳の方がスゴイのだとか?

早いうちから背が伸びたり、オッパイが大きくなったりするのって健康と結ぶつくのかな?その分骨とかが弱くなってそうな気がする(あくまで個人の意見ですが)

カルシムなら日本人にあった、ひじきやじゃっこ
、わかめやしらすがええなー。

整体を勉強してる立場から言えば、若い子達の腰の弱さが気になりますね。

メメさん大丈夫かー。

わめさん、スレからずれて申し訳ありません。


Posted by ナマズ at 2006年08月30日 15:26
>早いうちから背が伸びたり、オッパイが大きくなったりするのって健康と結ぶつくのかな?その分骨とかが弱くなってそうな気がする(あくまで個人の意見ですが)

成長痛っていうのもありますもんね。
骨が身体の成長に追いつかないという…

いずれにせよ、今の子たち、牛乳もあまり飲まないし、魚などもあまり食べないし、偏食してる子が多いんじゃないですかね?
大人がまずそうなってますもんね。
うちも気をつけねば!

>整体を勉強してる立場から言えば、若い子達の腰の弱さが気になりますね。

運動不足があるかもしれないですね〜
骨格が細いし。
Posted by ナウシカ at 2006年08月30日 15:37
>今の子たち、牛乳もあまり飲まないし、魚などもあまり食べないし、偏食してる子が多いんじゃないですかね?

バランスが悪いのね。

>運動不足があるかもしれないですね〜
骨格が細いし。

あんまり外で遊ばないもんね。







Posted by ナマズ at 2006年08月30日 15:50
犬のメメさん、はじめまして。

>LEOさま、はじめまして。頑固親父復権賛成!
>ん?でも逆説ってことは・・・?

わめさんの記事は子供のために理解のある親になろうということだと思ったのですが、
(もちろんよいことであって悪いことではありません)
でも(よい親というのと逆説的に)頑固親父になって子供に厳しさを教えるとか
(矛盾から)子供に考えさせるというのが逆に(結果的に)成長を助ける場合があると思いました。

星一徹や寺内貫太郎は時代ではないかもしれませんが、ドラマで田村正和が頑固親父を
演じていたことがありましたがそんな感じが念頭にあります
Posted by Leo at 2006年08月30日 22:12
わめさん、皆様、こんにちわ。

俗に男性は26歳の朝飯前まで、身長は伸びると聞いています!
該当する方はご期待あれ!
結婚してから10センチも伸びたご主人見ましたので,あながち嘘でないようです。

ご存知かと思いますが、寝る子は育つとは、寝ている間に成長ホルモンが出るからだそうです。
夜更かしや不規則な生活をしていると、成長の妨げになリますので、お子さんは早く寝かせるようにしてあげて下さいね。

我が家は小学校の5年生まで夜8時が就寝時間でした。
小さい頃から8時に布団に入ったら、本を読んであげる約束事が習慣になっていったものです。
(もちろん大きくなったら自分で読んでいましたよ)
2人の子供は小学校の5年生で、すでに私の身長を越していましました。(私、標準です)

大人でも成長ホルモンは出ますが、それは疲れや病気の回復に使われるようです。
風邪を引いたら1に睡眠と言いますものね。
大人の皆様もしっかり睡眠取ってくださいね。

牛乳はわかりませんが、鶏肉を食べると胸が大きくなるのは、成長促進剤入りの肥料を与えているからと聞きます。
少し怖いですね。


わめさん、雑談ですみません。
Posted by 華2乗 at 2006年09月01日 11:33
 皆さん、こんばんは。華2乗さん、EnjoyLife2に続き、こちらでもよろしくです。^^

 牛乳は嫌いだったし、夜更かししてたし、それが身長が伸びなかった理由かな。汗
 タバコも中学から常習してたし、考えれば体に悪いことばかりやってた・・・
 まぁでも両親兄弟の中では一番背が高いので遺伝の要素も強いかと。(^^;


 Leoさん
 自信、自立心や自尊心を育む教育が大切だと思いますが、父性をしっかり持った父親が逆説的だとは言えないと思いますよ。
 父性なき時代になり、それを何で補うか、昔はこんなこと考えなくてよかったのかもしれませんね。
Posted by わめ at 2006年09月01日 20:25
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。